カボチャ入りのエサ

猫の健康を考えたキャットフードの中には、カボチャなどの緑黄色野菜が含まれたものがあります。カボチャにはビタミンがバランスよく含まれているので、猫の健康維持に大変効果的だといえるでしょう。

カボチャにはビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、カリウム、カルシウム、鉄、食物繊維、β-カロテンといった栄養素が含まれています。β-カロテンは体内でビタミンAに変わり、粘膜や皮膚を強くして抵抗力を高めたり、強力な抗酸化作用を発揮したりします。カリウムは余分な塩分を排出する働きがあり、体内の塩分調整に効果的です。また、カボチャに含まれる食物繊維は便秘を解消してお通じを整えるのに効果的です。

このように、猫ちゃんの健康維持に大変役立つカボチャですが、与えすぎはよくありません。適量なのは、4キロ程度の猫ちゃんの場合で1回の食事につき大さじ1杯程度です。

カボチャ配合キャットフードの場合、きちんと栄養計算されているので安心です。そのようなキャットフードは、全体的なバランスを考えて配合されているため、野菜を余分に足して与える必要はないでしょう。キャットフードは毎食、長期にわたって与えるものなので、猫ちゃんの健康を考えたものを選びましょう。

与えてはいけないもの

猫に必要な栄養分が計算・配合されているキャットフードは、安心してペットに与えることができます。しかし、家の中で飼っていると特に、たまには気分転換にと、良かれと思って人間用の食べ物を与えてみたくなることがあるものです。しかし、人間にとっては害のないものでも、猫にとっては毒になってしまうものがあるので注意が必要です。

例えば玉ねぎは猫に与えてはいけません。玉ねぎに含まれるアリルプロピルジスルファイドという成分がヘモグロビンを酸化させ、溶血性貧血を引き起こしてしまうのです。ニンニクやネギ類全般は同じ理由で猫にとって毒になるので与えないようにしましょう。

また、チョコレートも猫に与えてはいけません。チョコレートに含まれるテオブロミンは、猫の体内で分解することができません。それで、嘔吐や下痢を引き起こしてしまい、ひどい場合には命の危険も生じてしまうので注意が必要です。チョコレートケーキやココアも同じです。

その他、アワビやサザエに含まれるフェオフォーバイドは猫にとって皮膚炎の原因となり危険です。この成分が血流に乗って耳にたどり着くと、紫外線と反応して耳に炎症が起こり、最悪の場合は耳がとれてしまうこともあります。

このように、人間にとって大丈夫でも、猫にとっては命取りになる食材もあるため、安易に与えないようにしたいものです。猫にとっては、栄養バランスの良いキャットフードが一番いいのです。